コンピータジャパン

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コンピータの沿革

会社沿革 Company Biography

コンピータ・リミテッドは、プロセスマネジメントに関する技術移転を図る機関として1991年に英国(スコットランド)に設立されました。お客様に対し、高い専門性で助言を行い、スキルを移行することに焦点を置いています。特に改善においてキーとなるアセッサ、リードアセッサの育成が重要であることから、資格認定制度を確立、運営しており、これまで多くのアセッサ、リードアセッサを育成してきました。また、プロジェクトマネジメントや、チームリーディング、要件獲得、リスクマネジメントなどの重要なプラクティスについてスキルトレーニングを提供してきました。

 ISO9000、TickIT、ISO/IEC 15504/33k、Automotive SPICE、 CMM®、 CMMI®、TMMi®、ITIL、ビジネス・エクセレンス・モデル等に精通し、今ではこれまでに培ってきた改善やアセスメントの手法、ツールなどのポートフォリオを体系化しています。

初期のコンピータ The Early Days

その昔、当社は、エジンバラの北を流れるフォース川河岸にある、南クイーンズフェリーの小さな町に拠点を置いていました。当時は、中小企業向け品質改善プログラム(QIPs)に関する専門家3人で構成する会社で、中小企業のISO9000及びTickITの認証取得に貢献していました。

 1992年には、プロセス能力をアセスメントするための枠組みであるソフトウェア技術診断(Software Technology Diagnostics)の提供を開始し、最初のISOクラブ(ISO club)もまた開催されました。ISOクラブは品質改善プログラム(QIP)の経験を土台に構成され、企業が品質管理システムを迅速に実現するために、標準や手順及びテンプレートを用いました。これらも当社が開発したものです。

 同じ年、国際規格ISO15504を確立した作業グループ、SPICEプロジェクトに創業者であるマック・クレイグマイルが技術コンサルタントとして参加するよう招聘を受けました。そこでは、プロセス改善、供給者評価ガイドの原案作成に大きく貢献し、各国から参加する専門家集団の中でも、特に際立った存在となっています。
1994年には、アセスメントをはじめとするスキルトレーニングを提供する専門企業として、トレーニング部門を設立しました。

 ISOクラブ(ISO club)のために開発された手順やテンプレートを基にしてISOプラス(ISO Plus)が誕生し、世界29カ国において提供されました。後、クオリティキット(Quality Kit)の名称で、ISO9001やTickITの認証取得に対応する品質マネジメントシステムのための手順、チェックリスト、テンプレートのフルセットが完成し、提供されました。


プロセス・プロフェッショナル・ポートフォリオ The Process Professional Portfolio

 1996年8月には、プロセスマネジメントのための各種の手法やツールがプロセス・プロフェッショナル・ポートフォリオとして確立されました。1997年には、CMM®に対するサポートが開始され、1998年の夏に、プロセス・プロフェッショナル・ポートフォリオの主要なパートであるプロセス・プロフェッショナル・アセスメント(PPA)手法がCMM評価の枠組み(要求事項)であるCAF(CMM Appraisal Framework)に完全に準拠しているとして、米ピッツバーグのソフトウェア工学研究所(SEI)のエンドースメントを受けています。

 1996年以来、プロセス・プロフェッショナルは、ISO15504やCMMに基づいてアセスメントを実施する企業で広く使用されるようになりました。2002年にはCMMI®に対するサポートが開始されました。

 1997年にはビジネス・エクセレンス・ベンチマーキング・グループ(BEBG)が発足し、知識を共有するための独立フォーラムの推進を当社が積極的に務めました。現在では、このグループはビジネス・エクセレンス・エクスチェンジ(BEx2)という名称がつけられています。


拠点

 グラスゴーとエジンバラを結ぶ高速道路M8号線沿いには、繁華で急速な成長を見せるビジネスの中心地リビングストンの町があります。1998年、そのリビングストンの近代ハイテク地区に当社は本社を置きました。エジンバラ空港からも近く、利便性の高い立地にあります。

 2001年の後半には、日本に拠点を追加しました。また欧州にはアムステルダムに拠点を置いております。


コンピータの将来 The Future...

よりグローバルな、お客様重視のサービスを目指して、着実に取り組んで参ります。