セミナー

機能安全、品質向上に欠かせないプログラム規約作成法
― 新JIS規格を中心に

ソフトウェアの実装品質向上のキーであり機能安全対応にも役立つ効果的なプログラム規約作成法を新JIS規格(JIS X0180)をベースに理解・習得できる

日程: 2012年06月26日(火)
時間: (14:00 開場)  14:30〜16:30
場所: コンピータジャパン セミナールーム
アクセス
東京都中央区日本橋室町1-10-8 立石室町ビル 3階
TEL:03-3516-2232
参加費: 10,000円 (消費税込)
定員: 24名
講師:

伏見 諭

合同会社ソフデラ代表

 技術系を中心とするソフトウェア小規模開発、中規模開発、大規模開発等に長年従事してきた。また、開発プロセスに関する調査、コンサルティングを行ってきた。最近はソフトウェアの信頼性に関する調査に重点を置いている、今回の テーマに含まれる日本工業規格JIS X0180:2011の開発にも従事した。

情報規格調査会SC7/WG24主査
JISA技術委員会標準化部会部会長
IPA SEC プロセス改善WG NPT1チームリーダ

内容:

 プログラムコードの品質確保には、静解析ツールなど各種ツールも活用されますが、基本的な品質向上の視点や方針が確定していなければ、手あたりしだいのものとなり、情報過多の結果、かえって品質低下につながったりします。本セミナーでは、プロジェクトの方針として確固としたプログラム規約を確立することによる品質向上策の王道を解説し、実装プロセスの本質的な改善策を示します。

(内容詳細)
1. 安全で高品質なコードの必要性
・機能安全等の要求
・セキュリティ等の要求
・社会的な品質要求の高まり

2. 要求の把握:目的からの分析、リスクの分析 ・高品質要求とは実際には何か
・実務的に必須な事項は何か

3. プログラミング規約の作成と保守
・規約作成のなぜ・なに
・どのような手段があるか
・静解析ツールの活用

4. JIS規格の考え方
・規約作成プロセス
・規約管理・改善プロセス

5. プログラミングルールの実際
・信頼性ルール
・保守性ルール
・移植性ルール
・効率性ルール
・セキュリティ確保ルール

6. 開発ルール全般への展開・連携
・データチェック方針
・セキュリティ方針
・テスト方針
・構成管理面/再利用面

備考:
お申込み受付は、開催日前々日(2営業日前)18:00が締切りとなります。 但し、定員に達した時点で受付を終了させていただきますので、あらかじめご了承下さい。
また、お申込み受付後のキャンセルは原則お受けできませんので、その際は、代理の方のご出席をお願いいたします。
※※ お申し込み受付後、請求書をお送りさせていただきます。 (なお、当日現金でのお支払いも可能です。)