ワークショップ

〜品質マインド向上と改善の知恵〜
「わくわく」感を生み出す人間重視のプロセス改善


日程:
2011年05月31日(火)
時間: 10:30〜17:30 (10:00 開場)
場所: コンピータジャパン セミナールーム
アクセス
東京都中央区日本橋室町1-10-8 立石室町ビル 3階
TEL:03-3516-2232
参加費: 48,000円 (消費税別)
定員: 24名
講師:

関 弘充(せき ひろみつ)

富士通株式会社 マーケティング本部 人材開発部
シニア・レクチャラ(シニア品質Director) 上級教育士(工学・技術)JSEE認定

■講師プロフィール
●1967年入社.65歳を越えた現在もプロの育成およびプロセス改善コンサルに従事し、異例の続投を続ける。
●ソフト検査部門を経て情報システム部門で、数々の大規模システム開発に従事(途上(財)未来工学研究所主任研究員).近年、プロセス改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、独自に考案した人間重視のプロセス改善活動を実践し、品質問題を抱えていた組織をSI分野で日本初のCMM® レベル5達成に導き、社長賞及び品質賞を受賞
●その後、現部門において、プロの育成及びコンサルに従事.特に「人間力醸成」を基盤にした「人間重視のプロセス改善」、「人を動かすリーダシップ」、「ヒューマンエラー防止のための動機付け法」、「元気が出るモチベーション向上法」等のテーマで社内外の企業、官庁、原子力発電所、大学など一万人以上の方々への講演活動を行っている。
■九州大学大学院&北陸先端科学技術大学院非常勤講師、コンピータ・ジャパン、日本テクノセンター、TH企画、日科技連、SRC等の講師
■著書:
-「人間重視の品質マネージメント ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」(堀田 勝美、関 弘充、宮崎 幸生著、SRC)
-「ソフトウェアプロセス改善と品質保証の実際」&「ソフトウェアのグローバルな外注管理とその実際」(共著、日本テクノセンター)
■情報システム学会、日本品質管理学会、日本工学教育協会会員

内容:

 不具合や人的ミス等による品質問題は依然と後を絶たず、ますます深刻化してきており、多くの企業がより効果的、効率的な改善方法を求めています。多くの組織は、ひとたび失敗すると振り返りを迫り、監査・検査を強化して「言われたことしかやらない」、「考えない集団」を生み出し「負の連鎖」を繰り返してしまいます。この「負の連鎖」を断ち切るための改善の鍵は「人間重視の視点」にあるのです。
 組織的活動は「人間重視の視点」を持ち、組織に価値を生み出すと共に個々人の価値観である「わくわく」感や「生きがい」を生み出すものでなければならないのです。
 本ワークショップでは、人を動かす「人間重視の仕組み」デザイン法、品質マインド醸成法、動機付け法、「わくわく」感を生み出す組織的プロセス改善等について、演習を体験していただきながら「気づき」を得ていただき、職場での実践に役立つ内容にいたします。

■受講後の修得知識:人間重視のプロセス改善の仕組み構築のポイント、具体的なプロセス改善実践方法、動機付け法、「わくわく」感を伴った高品質達成のコツなど.

■主な内容(予定)

第1章 何故、人間重視なのか
1. 改善活動の限界
2. プロセス改善と人間
3. 負の連鎖を断ち切る鍵

第2章 人間関係の向上とプロセス改善
1. プロセス改善と人間
2. 人間力の醸成
3. 上司と部下の人間関係

第3章 プロセス改善にどう取り組むか
1. トップダウン型プロセス改善
2. ボトムアップ型プロセス改善
3. 組織的プロセス改善の限界と自律型改善への進化

第4章 品質マインドの醸成ワークショップ
1. 品質マインドとプロセス改善
2. 品質マインドの醸成と動機付け
3. 品質マインドの醸成:演習

第5章 人間重視のプロセス改善ワークショップ
1. 人を動かすプロセス改善の仕組み
2. プロセス改善への動機付け
3. 全員参加型の改善活動:演習

第6章 組織的品質カルチャーの醸成
1. 能力成熟度モデル(CMMI?)と品質カルチャー
2. 組織的プロセス改善とモチベーション向上
3. 相互支援プロセスの構築と自己啓発

備考: ※お申込み受付は、開催日前々日(2営業日前)18:00が締切りとなります。但し、定員に達した時点で受付を終了させていただきますので、あらかじめご了承下さい。 また、お申込み受付け後のキャンセルは原則お受けできませんので、その際は、代理の方のご出席をお願いいたします。