ワークショップ

「プロセス改善成功の鍵―人を活かす協力会社管理―」
〜人的側面を基盤にした実践方法と指導法〜

品質問題を抱えていた組織を高品質ならびにSI分野で日本初のCMM® レベル5達成に導いた経験に基づいて、「協力会社管理のコツ」、「人間力重視の品質改善実践法」、「動機付け&指導法」、「オフショア開発のポイント」等についてお伝えいたします。

日程:
2012年01月20日(金)
時間: 10:30〜17:30 (10:00 開場)
場所: コンピータジャパン セミナールーム
アクセス
東京都中央区日本橋室町1-10-8 立石室町ビル 3階
TEL:03-3516-2232
参加費: 一般:48,000円   ブログユーザ※※:45,000円  (いずれも消費税別)
定員: 24名
講師:

関 弘充(せき ひろみつ)

ヒューマン&クオリティ・ラボ 代表
上級教育士(工学・技術)JSEE認定
(元)富士通(株) 人材開発部 シニア・レクチャラ(シニア品質Director)

富士通では、ソフトウェアの検査部門を経てシステム開発部門において、第三次オンラインバンキング等の数々の大規模システム開発のPMに従事(途上(財)未来工学研究所主任研究員).  近年、システム部門における品質改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、SI分野で日本初のCMMレベル5を達成し、社長賞及び品質賞を受賞.  60歳定年を迎えたが続投.人材開発部門において、プロの育成並びに品質改善コンサルに約7年間従事.特に「人間力醸成」を基盤にした活動に注力し、社内及び各種企業、官庁、大学、学会、セミナー等において、1万5千人以上の方々への幅広い指導経験を保有.  現在、各種セミナー、講演、コンサルに従事.
- 北陸先端科学技術大学院非常勤講師、JUAS、TH企画、コンピータ・ジャパン、SRC、日本テクノセンター等講師
■主な講演先:ソフト開発環境展SODEC2011、SPES2007, 2009, 2010、情報処理学会、日科技連、パナソニック、日立製作所、野村総研、東北電力、横浜市、ITコーディネータ協会、北陸先端科学技術大学院、九大大学院、工学院大学、各種セミナー等
■情報システム学会、日本品質管理学会、日本工学教育協会 会員

■著書:
「人間重視の品質マネジメント ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」(SRC), 堀田 勝美、関 弘充、宮崎 幸生

内容:

 システム開発においては自社の要員不足あるいは効率的な開発を実現するために大半の開発を協力会社に依存している組織が多いと思われます。そのような場合、システム開発の成功確率は協力会社管理の良し悪しに左右されることになります。
しかし現状は、発注してから納品されるまで一切管理をしない「完全お任せ方式」の管理に陥っている組織が多いのではないでしょうか? 協力会社に対して高品質を要求し続けるだけでなく、人間重視の視点を持ち、良く連携して一体になったプロセス改善活動を展開する必要があります。
 
1. 力がないから力を貸してもらう
(1) 協力会社管理の目的
(2) 「お任せ蓋開け方式」は駄目
2. 協力会社管理と人的側面
2.1 協力会社管理の鍵
(1) 未成熟なマネジメントと人材育成の不在
(2) マネジメントにおける人的側面の重要性
2.2 グローバル化とオフショア開発
(1) オフショア開発とカルチャーの壁
(2) オフショア開発の課題と対策
3. 人間力重視の協力会社管理
(1) 品質問題解決の際の思考パターン
(2) 「人間力」とは
(3) 人間力の醸成と人を動かす秘訣
4. 協力会社との連携ワークショップ
(1) 人間関係の向上
(2) コミュニケーションの向上
(3) 動機付け法
5. 効果的な協力会社管理・プロセスの構築
(1) 協力会社との合意(契約・発注プロセス)
(2) 協力会社に対する指導(教育プロセス)
(3) 連携した品質保証活動(実践プロセス)
(4) 品質保証活動の検証(監査・検証プロセス)
6. 協力会社と連携した品質管理の実践事例
(1) 同一拠点&分散拠点開発における品質管理の実践事例
(2) オフショア開発におけるにおける品質管理の実践事例
(3) 協力会社と連携した組織的プロセス改善活動事例
7. 協力会社管理のポイント
[一部演習付き]

備考: ※  お申込み受付は、開催日前々日(2営業日前)18:00が締切りとなります。
    但し、定員に達した時点で受付を終了させていただきますので、あらかじめご了承下さい。
    また、お申込み受付け後のキャンセルは原則お受けできませんので、その際は、
    代理の方のご出席をお願いいたします。
※※ プロセス改善フォーラムブログのユーザ登録者(登録無料)
※※※お申し込み後、請求書をお送りさせていただきます。