ISO/IEC 15504・Automotive SPICEとは

  1. ISO/IEC 15504の歴史
  2. ISO/IEC 15504の構成と要求事項
  3. ISO/IEC 15504が定める能力水準
  4. アセスメントモデルが対象としているプロセス
  5. アセスメント結果の表現

5. アセスメント結果の表現

プロセスアセスメントは、事業目標達成に向けた強みと弱みを明らかにし、改善の機会やリスクを特定するための活動です。 そのため、強みや弱みの程度を表す方法が必要になります。 ISO15504では、これに対して、F (Fully)L (Largely)P (Partially)、N (Not) という4段階のスケールをプロセス属性の評定に使用することを要求しています。


5.1 評定のスケール

スケール 説明
F 充分達成している
(Fully achieved)
診断対象プロセスに,定義している属性に完全で系統的に取り組んでいる証拠があり,属性の充分な達成を示している。この属性と関係する顕著な弱みは,診断したプロセスに存在しない。
L おおむね達成している
(Largely achieved)
診断対象プロセスに,定義している属性に取り組んでいるいくつかの証拠が存在し,属性のおおむねの達成を示している。この属性と関係するいくつかの弱みが,診断したプロセスに存在することがある。
P 部分的に達成している
(Partially achieved)
診断対象プロセスに,定義している属性に取り組んでいるいくつかの証拠が存在し,属性のいくらかを達成している。この属性の達成したいくつかの側面は予測できないことがある。
N 達成していない
(Not achieved)
診断対象プロセスに,定義している属性を達成している証拠がほとんどない,又はまったくない。

5.2 能力水準の判定

各プロセスの能力水準は、ISO15504準拠の手法では以下の表に基づいて判定されなければなりません。


プロセス能力の判定基準

5.3 プロセスプロファイルの例

アセスメントの結果は、対象とした各プロセスのプロセス属性に対して、F、L、P、Nの評定値を示した一覧として示される必要があります。これをプロセスプロファイルと呼びます。必ずしも図表で示される必要はありませんが、下の図はその一例です。

ISO/IEC 15504のアセスメント評定の例

(参考)
プロセスアセスメントモデル、アセスメント、プロセス改善の関係





【動向】
「新アセスメント規格ISO 33Kシリーズの概要」



サイドメニュー

サイドメニュー

PPA Register

CMMI, ISO33kリポジトリ

画面下の"Language"で日本語表示