プロセス改善フォーラム事務局の堀田です。
10月11日(金)14:00から、3周年記念イベントとして、『IT異色経験者5人による「改善のコツと進め方のアドバイス」~来てみて、聞いてみて、相談してヒントを掴んでみませんか』というセミナー(ちょっと長いですが)を開催することになりました。 CMM v1.1が発行されてからちょうど20年になります。CMMは瞬く間に世界中に広がり、ソフトウェアに従事する者は知らない人はいないくらいになりました。プロセスとその能力という視点は「目からうろこ」のインパクトを人々に与えました。この流れは国際標準化にも及び、今や、ソフトウェアの世界ではISO9001と並んでCMMI、ISO15504が多く使われています。その意味で、CMMは、まさに歴史的なエポックメイキングだったのではないかと思います。一方、CMMが本当にうまく使われ、効果を上げてきたかというと、疑問に思う人も多くおられるのではないかと思います。しかしながら、 ISO9001にしろCMMにしろ、モデル自体がおかしいことを言っているかというとそうではないと思います。問題はその使い方にあるのではないでしょうか。このセミナーでは、これまで長い間、改善に何かしらの関わりをもった各方面の関係者がそれぞれに自らの経験を通じて培った知見を、議論のきっかけとしてお話しし、その後、自由形式で意見交換をするという、パネルディスカッション風のアレンジで、ただし、発表者だけが意見を交わすのではなく、会場に集まった全員が参加することを想定しています。そのため、懇談会はできるだけリラックスした形で行えるように工夫します。議論を通じて、何らかのヒントを得ていただくことができれば成功です。参加費には、セミナー資料と懇談会の費用が含まれます。
ご興味のある方は、こちらからお申込ください。
皆様とお会いしお話できることを楽しみにしております。