intacs®アセッサ資格要件
intacs®の資格認証スキームでは、アセッサの資格付けは次に示す3段階からなります。
・プロセスエキスパート
・プロビジョナルアセッサ
・コンピテントアセッサ
・プリンシパルアセッサ
参考:intacs®資格の種類(プロセスエキスパート/アセッサ/インストラクタ)
公式アセスメントをリードするためには、コンピテントアセッサ又はプリンシパルアセッサとしてのスキルと資格が必要とされます。
それぞれの資格要件は以下の通りです。なお、資格登録には別途、登録費用(3年毎の更新)が必要です。
●プロセスエキスパート
- intacs®認定プロセスエキスパートコースの受講
- 同コースに付随する試験の合格
●プロビジョナルアセッサ
- intacs®認定プロビジョナルアセッサコースの受講
- 同コースに付随する試験の合格
●コンピテントアセッサ
- 該当PAM (プロセスアセスメントモデル)のプロビジョナルアセッサ資格の保有
- 該当PAMのintacs®認定コンピテントアセッサコースの受講、試験の合格及びオブザベーションのパス
- intacs®認定 Automotive SPICE® v4.0 アップグレードコースの受講
- アセスメント経験
- プロビジョナルアセッサ資格取得後、コンピテントアセッサ資格申請から遡って60カ月以内に5回のアセスメント参加経験を有する
- 経験した5回のアセスメントのうち、少なくとも4回は、該当するPAMのアセスメントである
- 各アセスメントは、
- 少なくとも50時間のアセスメントである(準備、実施、報告を含む)
- アセスメントチームリーダは、対応するPAMのコンピテントアセッサ又はプリンシパルアセッサ資格以上の資格を有する
- 対応するPAMのコンピテントアセッサ又はプリンシパルアセッサ資格以上の有資格者が発行する少なくとも一つのポジティブなリードオブザベーションレポート
- 専門的経験
- 少なくともPAM適用領域における24カ月のフルタイムの専門的経験
- 当該経験は、ソフトウェアを基盤とするシステムの開発、保守、又は、品質保証の経験であること
●プリンシパルアセッサ
- コンピテントアセッサ資格の保有
- (Automotive SPICEの場合、intacs® VDA Atomotive SPICE ガイドライン入門研修の受講)
- アセスメントの経験
- コンピテントアセッサ資格取得後、プリンシパルアセッサ資格申請から遡って60カ月以内に、3回のアセスメントリード経験を有する
- 経験した3回のアセスメントのうち、少なくとも2回は、ISO/IEC 15504-2 (ISO/IEC 33002)に基づくintacs®所定のPAMのアセスメントであること
- コミュニティへの貢献
- 同期間において、コミュニティに対する2回の能動的貢献、及び、その他の1回の経験(アセスメント、会議への参加 等)
ご不明な点がございましたらコンピータジャパンまでお問合せください。